1泊2日で杭州を旅行しました。2016年9月にG20杭州サミットが開催された場所で、その時期にテレビでよく映っていたこともあり、一度行ってみたいと思っていました。
杭州観光1日目では、静かな西湖周辺と賑わう街の両方を楽しむことができました。その旅行記です。杭州の雰囲気が伝われば嬉しいです。
この記事の目次
杭州の位置
★が杭州の位置です。日本からの直行便もあります。日本語読みすると「広州」と同じになるため、区別して杭州を「くいしゅう」と読んだりもします。
杭州料理「外婆家」が安くて美味しい
高铁(新幹線)に乗って杭州にやってきました。まずは市内の外婆家で杭州料理を食べます。といっても中国各地にあるチェーン店です。人気店のため行列になっていることが多いのですが、待たずに入店できました。
外婆家の雰囲気・メニュー
店内は暗めで、落ち着いた雰囲気があります。ディナーにも良いですね。
中国のメニューは種類が多い・写真がないことがよくあります。食べログのようなアプリがあるので、人気料理と写真を参考に注文しました。チェックボックスに印をつけて店員さんに渡します。
外婆家の激安麻婆豆腐
外婆家といえば3元(≒48円!)の麻婆豆腐が知られています。全体的にリーズナブルではありますが、麻婆豆腐は極端に安いのです。
皆に注文してほしいオススメなのでしょうか。痺れる辛さでご飯がすすみます。この麻婆豆腐、次も注文したいメニューです。
その他の外婆家メニュー
ほかには、鴨肉の煮込みやビーフンの炒め物、海鮮スープ、春巻、マンゴーシャーベットを食べました。
麻婆豆腐は花椒が効いていますが、ほかに食べたものは香辛料をバンバン使った系統はなく、シンプルで日本人も好む味付けだと思います。これで約90元(≒1440円)という大満足のランチでした。
外婆家 杭州大厦B座店
杭州市下城区武林广场1号杭州大厦B座8楼(环城北路)
公式サイトはこちら→外婆家
西湖へ
ランチの後はタクシーで西湖へ向かいます。運転手のおじいさんがおしゃべり好きな人で、自分が知っている日本語の挨拶などを全部披露してくれました。
運転手さん、メーターを回すのを忘れていました(笑)が、料金は下調べした時よりも安くすみました。今は週2でのんびり運転手の仕事をしてるとのことです。
曇り×やや空気が悪いせいか、遠くがぼんやりしています。さっきの運転手さんも「昔の杭州の空気はきれいだったよ」と言っていました。
湖沿いにベンチがあるので、座って景色を眺める人も多いです。道やお庭はきちんと手入れされていました。無料ですし、のんびり過ごすことができます。
河坊街
西湖から15分程歩いて、河坊街にやって来ました。メインストリートは観光客で賑わっおり、人とぶつかりながら進んでいきます。
マンゴースイーツの泰芒了というお店に行列ができています。マンゴージュース×ホイップクリーム×マンゴーの角切りで、とにかく大きいです。1杯35元(560円)
味は見た目通りで普通なのですが、こういう見た目のインパクトはお客さんを惹きつけますよね。これを持って写真を撮り合う女の子がたくさんいました。
メインストリートから少し外れると、静かになります。こちらは「生活の場」といった雰囲気です。
静かさにちょっとホッとします。歩いているうちにうす暗くなってきたので、宿泊先のホテルへ向かいました。
コートヤード・バイ・マリオット杭州武林
宿泊先はコートヤード・バイ・マリオット杭州武林です。西湖までタクシーで約10分の距離にあります。知っている名前の安心感と価格で選びました。
館内は清潔感があってスタッフの対応も丁寧です。チェックイン時に日本語の杭州ガイドマップをくれました。バイキング形式の朝食も美味しく、快適に過ごせるホテルです。
水餃子のお店 董鲜生で夕食
夕食は、ホテルから徒歩約10分の水餃子のお店董鲜生で食べました。店内は明るくてきれいです。
イラスト付きメニューがあるので分かりやすいです。ザーサイ入りの水餃子、カイラン(チャイニーズブロッコリーともいうそうです)、春巻、ヨーグルトスイーツを食べました。美味しいです。写真の中段右のお茶は無料でついてきます。
さっぽりしたメニューが多めです。一皿が少なめなので、ランチとおやつをしっかり食べた私たちにはちょうど良いボリュームでした。約100元(≒1600円)でした。
董鲜生·海胆水饺(杭州大厦店)
杭州市下城区武林广场1号杭州大厦D座5楼(环城北路)
※ランチの外婆家があるショッピングビルの別棟です。
おわりに: 杭州旅行記2日目に続きます
西湖の景色や美味しい食事を楽しんだ1日でした。食事代(2食+おやつ)が約3600円と、だいぶリーズナブルでした。
杭州観光2日目では、日本とのつながりを感じるスポットへ行きます。