「今を大切にするシンプルな思考」について書いています。よく「老後は旅行したい」という言葉を聞きますよね。仕事や子育てを終えて自分の時間をゆっくり取れるようになったら、旅行など趣味の時間に充てたいと考える人多いと思います。
以前は私も「老後は旅行したい」と思っていました。でも、夫の一言でその考え方が大きく変わりました。旅行に限らず「老後は○○したい」、「いつか△△したい」と考えている人に読んでいただければ嬉しいです。
この記事の目次
妻「老後は旅行したい」夫「そうは思わない」
あるとき、私が「老後は旅行をして過ごすのって良いよね」と言ったところ、夫から「そうは思わないけど。」という言葉が返ってきました。「老後は旅行したくない」ってこと?と思いました。
夫はワーキングホリデーでカナダに行ったり、望んで上海へ転勤するなど海外に行くのが好きな人です。国内旅行だって好きです。なので私には意外な返事でした。
夫の「老後の旅行」に対する考え方
夫の意見は、「今の方が体が動くんだから、後回しせずに今のうちから旅行したほうがいいんじゃない?」というものでした。
つまり、私たちは旅行が好きなのだから好きなことは後にとっておくのではなく、今も楽しむべきだということだそうです。そう言われて私はハッとしました。
老後も大切だけど「今どうしたい?」も大切
これまで「老後は旅行をしたいな」とか「いつか家を買うんだろうな」などと考えながら、老後(将来)のためにモノやお金を無駄遣いしないように心掛けてきました。
でも、そのことだけに気を取られていたらつまらないかもしれない。夫の言葉を聞いてそう感じるようになりました。「老後は~」とか「将来は~」だけではなく、「今自分がどうしたいのか?」をもっと考えるようになりました。
「老後の旅行」以外にも当てはめられる
「今自分がどうしたいのか?」は、老後の旅行以外のことに当てはめて考えることもできますね。例えば、「しばらく会っていない○○さんに会いたい」と思った時は「いつか連絡しよう」ではなく、「今連絡してみよう!」といった感じです。
私はガンガン誘うタイプではないのですが、「会って話したいな」と思った時には忘れないうちに連絡をしています。いつその人が遠くへ引っ越してしまったり、会えない事情ができてしまうか分からないからです。
老後「も」旅行したい
この記事のタイトルには「老後の旅行は考えない」とつけましたが、老後に先延ばしするのではなく今も老後も旅行したいという意味です。
「歳を重ねた将来の自分は旅行をしたり、楽しく過ごしているだろう」という想像だけで色々なことを後回しにせず、「今をもっと大切に」というシンプルな思考で過ごしています。